20180621

仕事くれ

 

地震の影響はまだ続いているようである。テレビを見ると、高槻市などを中心とした大阪の北部では未だガスの供給が止まっているようだ。

 

その一方、余震の不安がある一週間はもうすぐ過ぎようとしており、余震頻度もだいぶ落ち着いてきた。安心していいわけではないが、ガスの供給も復旧へと向かっている。

 

そのような、非日常から日常へと移ろうとしているいま、微妙なズレを感じざるを得ない。

 

というのが、今の自分の生活はほぼ日常へと戻っているのに関わらず、周りは未だ非日常的でかるということだ。

 

いや、端的に言おう。仕事がないのである。

 

職場がほとんどここ一週間は仕事を休止している。その一方で、僕はもう普通の日常に戻っており毎日暇である。

 

この一週間は7日中5日仕事がなくなった。あんなに休みくれといっていたのにも関わらず申し訳ないが暇すぎる。毎日を持て余し、そのせいか生活リズムが乱れようとしている。

 

2週間前の僕は『3ヶ月くらい休みくれ』と恥も外聞もなく叫んでいたが、今の僕はフルタイムで働ける仕事をくれという感じである。

 

わけもなく喫茶店により、急いで読む必要のない本を読み、暇をつぶすようにランニングに興じる。

 

なかなかに天邪鬼で申し訳ない。しかもどうせ日常に戻れば休みくれと騒ぎ出すに決まっているのだ。

 

どうか何か僕に仕事をくれ。僕が一畳あたりの畳の目を数え始める前に。